産業医についての情報

神奈川県の産業医についての情報

神奈川県の医師数と産業医有資格者数の割合とは?

多くの労働者にとって味方の存在と言える「産業医」。そんな産業医ですが、神奈川県の場合、通常の医師と比べてどれくらいの人数がいるのでしょうか?日本医師会が2014年に公表したデータによると、医師数が19,036人に対し、産業医数が4,376人と約23%の割合を占めているようです。そんな産業医ですが、一体どのような仕組みになっているのかを見ていきましょう。

神奈川県の医師数と産業医有資格者数の割合とは?のイメージ

必須となる産業医の資格

「産業医は労働者の健康管理等を行うのに必要な医学に関する知識について厚生労働省令で定める一定の要件を備えた者でなければならない」(安衛法第13条第2項)

産業医は従業員の健康管理をチェックし、最適なアドバイスをすることを業務としているので、上記のように、まず資格を取得することが必須となります。資格を取得しなければ「産業医」としての役目を果たすことはできません。

【「専属産業医」と「嘱託産業医」】

産業医には「専属産業医」と「嘱託産業医」の2つに分けて配属されることはご存じでしょうか?どちらも従業員の健康管理をチェックすることに変わりはないのですが、企業に勤める従業員数によって、配属する産業医の種類も変わってくるのです。

【従業員の数によって産業医は変わります】

まず「専属産業医」とは、企業の勤務時間に属している産業医のことを指します。勤務日は週初(月曜日)から週末(金曜日)までになり、従業員数が1,000人を超えた場合、「専属産業医」を配属することが決められています。対して「嘱託産業医」とは、週1または月1で企業を訪問する産業医のことを指します。従業員数が50人~999人の場合「嘱託産業医」を配属することが決められ、訪問の際に従業員の健康管理をチェックすることが義務づけられているのです。

神奈川県のうつ病患者数と、産業医の行うストレスチェックの重要性

先述の通り、神奈川県の産業医数は4,376人となります。これは全国の中で第4位と上位を占めているのですが、うつ病患者数と比較した場合、決して多いとは言えないのが実情です。厚生労働省が公表した2014年のデータによると、神奈川県のうつ病患者数は約68,000人になり、全国の中で第3位を占めています。うつ病は、誰が、何時患うか予測できないので、この数値は大きな懸念事項と言っても過言ではないでしょう。

神奈川県のうつ病患者数と、産業医の行うストレスチェックの重要性のイメージ

産業医が行うストレスチェック制度

神奈川県に限らず、うつ病患者数が全国的に増えているのを懸念して、「労働安全衛生法の一部を改正する法律(2014年法律第82号)」が同年6月25日に公表されました。これを受けて、産業医によるストレスチェック制度が2015年12月1日に創設されたのです。
ストレスチェック制度は、従業員の精神面が異常を来すのを防ぐだけでなく、従業員がどこまでストレスを抱えているか、何がストレスの原因になっているかを突き止めることを目的としています。それによって、最終的にうつ病のリスクを抑えることにつながるので、ストレスチェック制度は欠かせないものと言えるのです。

【うつ病の症状について】

主にうつ病とされている症状には、以下の内容があります。もし、思い当たる方がいらっしゃいましたら、要注意です。

・1日中気が重くて、何もやる気が起きない
・ちょっとしたことでも自分を責めてしまう
・すぐに気持ちが苛立って、物事を落ち着いて考えることができない
・常に眠くなったり、寝ても早い時間に目が覚めてしまう

これらの症状が起きてしまうと、従業員の精神面だけでなく、企業の業務面においても大きなリスクとなってしまいます。少しでもうつ病患者数を減らすためには、早めに産業医によるストレスチェックが重要ということは覚えておくと良いでしょう。

0120-949-168 受付時間 平日 9:30~18:00
ご相談・お問い合わせ