産業医についての情報

滋賀県の産業医についての情報

滋賀県の医師数と産業医有資格者数の割合とは?

歴史情緒溢れる大津市、広大な琵琶湖など、特徴的な土地を持つ滋賀県。そんな滋賀県は、西日本でも屈指の工業県でもあります。全国でも豊かな県とされていますが、その労働者のケアは十分に行われているのでしょうか。

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滋賀県での産業医の現状

まず、滋賀県における産業医の人数を見てみましょう。
産業医の人数につきましては、日本医師協会によって調査が進められています。その資料によりますと、2014年時点での滋賀県の産業医数は849人でした。医師全体では3,149人なので、27パーセントの医師が産業医の資格を持っているということになります。
ちなみに全国で見てみますと、医師の28.3パーセントが産業医の資格を持っています。企業あたりの産業医数も全国平均とほぼ同じで、産業医は特別多くも少なくもない県なのです。

産業医になるためには

産業医も医師の一種です。医師が産業医になるためには、「労働安全衛生規則第十四条の二」に定められているように、以下の要件が満たしている者でなければいけません。

一  法第十三条第一項 に規定する労働者の健康管理等(以下「労働者の健康管理等」という。)を行うのに必要な医学に関する知識についての研修であつて厚生労働大臣の指定する者(法人に限る。)が行うものを修了した者
二  産業医の養成等を行うことを目的とする医学の正規の課程を設置している産業医科大学その他の大学であつて厚生労働大臣が指定するものにおいて当該課程を修めて卒業した者であつて、その大学が行う実習を履修したもの
三  労働衛生コンサルタント試験に合格した者で、その試験の区分が保健衛生であるもの
四  学校教育法 による大学において労働衛生に関する科目を担当する教授、准教授又は講師(常時勤務する者に限る。)の職にあり、又はあつた者
五  前各号に掲げる者のほか、厚生労働大臣が定める者

ちなみに、産業医になる際は自分がどの診療科に属していても関係ありません。また、産業医になったとしても産業医以外の仕事が禁止されるわけではありません。産業医の多くは開業医で、空いた時間を利用して嘱託産業医として働いています。

滋賀県のうつ病患者数と、産業医の行うストレスチェックの重要性

さて、産業医の業務の一つが労働者の健康管理です。しかし健康管理と言っても、薬を投与したり手術を行ったりといったことはしません。職場を巡回して問題がないのか探ったり、労働者の健康状態のチェックが主な仕事です。その中でも近年は、ストレスによるメンタル面へのケアが重要になってきました。日本では、職場でストレスを感じている人が半数以上とされています。その数は増加傾向にあると言われており、その対策が急がれるのです。

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滋賀県でのうつ病患者数

滋賀県でのうつ病患者数を見ていきます。
厚生労働省の「患者調査」によりますと、2014年におけるうつ病患者数は約13,000人を記録しています。その人数は2008年の調査時から増加しており、人口当たりの患者数も全国平均を上回る結果になっています。滋賀県で働いている方は、ストレスに一層注意したほうがいいかも知れません。

ストレスチェックの背景

労働者の方の中には、ストレスチェックの義務化をご存知の方がいらっしゃるかも知れません。ストレスチェックとは、職場のストレスに関する質問票を埋めることで、自分のストレスの状態を知る簡単な検査です。
ストレスチェックは、労働安全衛生法の改正によって2015年12月1日より実施が義務化されました。第一回目の検査は、2016年11月30日までに行うようにとされています。このような事態になったのは、職場におけるストレスの増加が背景となっています。
現在、職場でストレスを感じている方は約6割とされています。これは30年前と比較すると1割も増加しているのです。さらに、精神障害等による労災認定件数も急増しています。このような事態を重く考え、メンタルヘルス不調を予防する目的でストレスチェックが義務化されたのです。

質問票の内容

ストレスチェックの際には、質問票の記入を行います。質問内容は固定されてはいませんが、厚生労働省は以下の三つの内容を含んでいる事を定めています。

・ストレスの原因に関する質問項目
・ストレスによる心身の自覚症状に関する質問項目
・労働者に対する周囲のサポートに関する質問項目

もしも質問項目が思いつかなくても、質問内容の具体例が提示されているのでそれを使用することも可能です。
このストレスチェックは、あくまで職場におけるストレスを調査するものです。そのため、プライベートに関するストレスは除外されています。そうして職場におけるストレスに絞ることで、労働環境の改善に利用することができるのです。

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