産業医についての情報

東京都の産業医についての情報

東京都の医師数と産業医有資格者数の割合とは?

近年は、産業医に関する認識が増えてきたこともあり、多くの方が産業医を求めるようになってきました。人口が多い東京都でも産業医の数は13,205人(2014年日本医師会公表の認定産業医数にて)となり、全国の中でも第1位を占めています。43,297人の医師数と比べると差は30,092人、割合は30.5%になりますが、今後も産業医の資格を目指す人が増えていくことは充分考えられます。

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東京都の自殺者数

そもそも産業医とは一体どういう存在なのか?また、どんな理由で産業医が必要とされているのか?まだご存じない方も少なくないと思うので、まずは東京都の人口に関する事情からご説明いたします。東京都福祉保健局の調査によりますと、東京都は自殺を遂げる人が後を絶たないことが分かっています。例えば、2014年において、男性の自殺者数が1,613人、女性の自殺者数は830人で、合計2,443人が自殺を遂げています。

【自殺を誘発する健康問題】

何故、東京都は自殺者が多いのか。一番の原因は健康問題ではないかと考えられています。健康問題は主に病気が関係しているのですが、その中で、半分以上の人がうつ病に悩まされているようです。うつ病は家庭環境の影響によって起きる場合がありますが、仕事環境が影響していることも少なくありません。

【産業医が選任されます】

仕事をしていると、実に色んな人とのコミュニケーションが必須となるのですが、人間誰しも合う・合わないが関わってきますので、段々体の中にストレスを溜め込んでいる人は多くいらっしゃいます。うつ病はこういったストレスから起きる場合も少なくないので、事態が大きくなる前に、企業には産業医の選任が必要とされているのです。
ただ、1社の企業につき、どれくらいの産業医が選任できるかは、下記のとおり労働者の人数で決まります。

○50人以上の労働者がいる場合、産業医1人が選任
○3,001人以上の労働者がいる場合、産業医2人が選任

このように、労働者の人数が増えれば、産業医の必要人数も増えてくるというわけです。

東京都のうつ病患者数と、産業医の行うストレスチェックの重要性

産業医数が一番多いことは先述の通りなのですが、それでは、うつ病患者数はどうなのでしょうか?こちらも、2014年厚生労働省が公表した表(患者調査報告書非掲載表・表番号146にて)によりますと、うつ病患者数は約132,000人で、患者の数が6桁まで到達しているのは全国の中で東京都だけになります。次にうつ病患者数が多いのは大阪府ですが、数は約86,000人と東京都より46,000人の開きがあるので、嫌でも人口が多い分、うつ病患者数が多いことを実感させられます。

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労働者のケアとして必要なストレスチェック

誤解を持たれることは多いのですが、産業医は決して労働者の体を治療するわけではなく、あくまで、労働者と面談をして、ストレス軽減に向けた「ストレスチェック」を行っていくことを業務としています。ですから、産業医を選任する前に、この点だけは間違えないよう注意する必要があります。また、ストレスチェックの対象者となるのは、主に雇用継続中の労働者になりますが、正社員にかぎらず、アルバイト・パートも対象者となることは覚えておきましょう。

【メンタルヘルスの不調を防ぐ】

ストレスチェックの目的は、労働者のメンタルヘルスの不調を防ぐことです。メンタルヘルスとは精神に関わる健康状態のことになります。ストレスチェックを受けることで、労働者は自身のメンタルヘルス状態に気づけるという仕組みがあるわけです。ストレスチェックが実施されたのは2015年12月で、この制度に今後どれほどの成果が得られるかが注目されています。

【ストレスチェックは企業にとってもメリットがあります】

ストレスチェックは、労働者のストレスを大きく減らすというメリットが得られますが、それは企業にとっても同じことが言えます。労働者がストレスを抱えたままですと、今まで以上に仕事のミスが多くなりますし、企業の業務効率にも大きなヒビが生じてしまいます。こういった悪循環が起きると、最悪、取り返しのつかない事態にまで発展しかねないので、それを避けるためにストレスチェックは企業にとっても重要な制度となるのです。労働者と企業、今後もお互いが良い関係を築けるためには、早いうちに産業医による手助けが必要となるでしょう。

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