産業医についての情報

山梨県の産業医についての情報

山梨県の医師数と産業医有資格者数の割合とは?

産業医という存在は、1990年に日本医師会によって制度が確立されました。産業医は、その事業所の労働環境や、そこで働く労働者の健康状態を管理する事となります。それぞれの企業によっても環境は大きく異なるため、それぞれの環境に適した業務を行わなければいけません。
産業医として働く事は簡単ではありませんが、時折企業の労働環境が問題となる現代において、産業医が果たす役割は相対的に大きなものとなっています。そのため、産業医は現在注目の職業となっているのです。

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産業医の活躍

産業医の業務内容には、通常の医師が行っているものもあります。「それなら、産業医の力を借りる必要は無いのではないか」と思われるかもしれませんが、実際はそうではありません。
例えば、健康診断の場合はどうでしょうか。診断結果によっては、二次検査が必要になるケースもあるでしょう。しかし、二次検査を勧められて実際に検査を依頼する人は何人いるでしょうか。その点産業医は、多くの場合二次検査も積極的に日取りを決めてくれます。そのため、二次検査を受ける労働者が多く、その結果重大な病気を初期の段階で発見する事もできるのです。
また、産業医は通常の医師よりその企業の事をよく知っています。そのためより適切な診断が行えますし、受検者側も診断結果を信頼する事ができます。産業医というシステムは、どちらにとってもメリットが大きいのです。

【山梨県の産業医数】

このような活躍が期待される産業医ですが、山梨県においてその人数はどの程度なのでしょうか。日本医師会では医師数の記録をとっていますので、その内容からご紹介いたします。
実は山梨県は、産業医の人数が少ない県なのです。その人数は446人で、産業医が医師を占める割合は23パーセントとなっています。この23パーセントという数値は、全国でもほぼ最下位の数値となっています。
また、企業に対する産業医の数も少ないのです。全国平均では、産業医1人に対して選任の義務がある企業数は約1.36社でした。それに対し、山梨県では約1.8社となっています。つまり企業数に対して産業医の人数が少なく、選任する際に希望通りの産業医が見つからないというケースも発生しやすいのです。

山梨県のうつ病患者数と、産業医の行うストレスチェックの重要性

山梨県では、産業医が少ないという調査結果が出ました。そうなりますと、懸念されるのがうつ病の発生です。産業医が担うのは、労働者の体の健康だけではありません。心の健康(メンタルヘルス)もその対象となるのです。現代はストレス社会と称されるように、ストレスの対策は決して無視できません。それがやがてはうつ病や労災、最悪の場合自殺にも繋がってしまいます。ストレス対策のためにも、産業医の力と「「ストレスチェック」が必要なのです。

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ストレスチェックの背景

ストレスチェックは「心理的な負担の程度を把握するための検査」とも呼ばれており、平成27年12月より義務化されています。それはつまり、国を挙げてのストレスの対策が必要になっている事を意味しています。特に近年は「ブラック企業」や「過労死」などの言葉も珍しくなくなり、働く環境の改善を急がねばなりません。

【ストレスチェックにおける誤解とは?】

ストレスチェックは、まだ義務化されて間もない制度です。そのため、ストレスチェックに対する誤解も多いのです。その誤解と、実際の内容を簡単にご説明いたします。

・ストレスチェックは必ず受検させなければいけないのか?
義務化されてはいるものの、それは事業所に対してです。労働者はその時々の状況によって心身が弱っている場合もあり、その場合は実施させる必要はありません。しかし、可能なら全員に実施する事が望ましいです。

・面談が必要だと通知された労働者は、必ず面談に赴く必要があるのか?
必ずしも必要ではありません。ただし、できるだけ面談を受け、必要なアドバイスを受けることが望ましいとされています。また、面談を受けることで産業医は必要な措置を事業主に勧告する事が可能になります。

・集団ごとの結果を踏まえた措置は必要なのか?
これに関しては、現在は努力義務となっています。また、その集団の人数が10人未満の場合は個人特定の恐れがあるため、労働者全員の同意が無ければ調査結果は報告されません。

【山梨県のうつ病患者数】

このような誤解を解いて、速やかにストレスチェックを行った方がいいかもしれません。と言うのも、山梨県はうつ病患者数が多い県なのです。
厚生労働省の調査によりますと、2014年における山梨県のうつ病患者数は約9000人を記録しています。さらに、人口10万人当たりの患者数は約1100人を記録しており、全国平均より200人ほど多い結果となっています。
加えて山梨県は、うつ病患者数が僅かにですが増加しています。その悪い流れを切るためにも、まずは職場のストレスを軽減するように努めてください。
このためにストレスチェックが役立ちますので、産業医を選任すると同時にストレスチェックもやっておくようにしましょう。

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