産業医についての情報

千葉県の産業医についての情報

千葉県の医師数と産業医有資格者数の割合とは?

産業医の資格を所有するためには、厚生労働大臣指定の研修を突破しなければなりません。そのため、日本全国内で活躍している産業医の数はわずか88,201人になり、医師の311,205人と比べて圧倒的に少ないのが現状です。また、千葉県だけで見た場合、医師数11,735人と比べて、産業医数は2,694人と割合が23.0%になっており、まだまだ多くはありません。

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産業医について

労働者の健康状態を把握するには深い知識を備えておかなければならないのですが、一般の企業がそれを行うのは容易ではありません。そこで義務として課せられたのが「産業医の選任」で、企業の代わりに産業医が労働者の健康状態を把握してくれます。ひとつの企業につき、常時勤務の労働者が50名を超える場合には、1名以上の産業医、3,001名を超える場合には、2名以上の産業医を選任しておく必要があります。

【産業医が行う業務】

選任した後、産業医がどのような業務を行うのかについてですが、大きく分けて下記の業務があります。

●労働者との面談
仕事を勤める以上、労働者が残業時間を費やしていることは多いですが、中には月100時間以上の残業を強いられていることも少なくありません。それだけの長時間ですと身体にも不調をきたしますので、産業医は労働者と面談を行い、健康状態を確認するのです。

●労働者の健康診断
労働者というのは、無意識のうちに自身の健康状態を悪くしていることが多いです。少しでも早く、労働者がそれに気づいて改善に向けた努力をされるよう、産業医は労働者に対して健康診断を行います。

【企業に対する罰金命令】

はっきりしたことは断言できませんが、企業の中には産業医の選任に抵抗を感じるところもあるかもしれません。ですが、企業が産業医を選任することは「労働安全衛生法第13条第1項」で規定されているので、選任を怠ると、罰金命令を受ける必要があります。罰金額は50万円以下で、これは「労働安全衛生法第120条」としても規定済なのです。

千葉県のうつ病患者数と、産業医の行うストレスチェックの重要性

厚生労働省の患者調査により、現在日本全国でうつ病患者数が確認されているのは約100万人になり、社会問題として大きく取り上げられています。ただ、都道府県ごとで見た場合、うつ病患者数にはバラつきがあり、千葉県では約50,000人のうつ病患者数がいることが分かっています。

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いつ患うか分からないうつ病

これだけ多くのうつ病患者がいると、自分もいつ同じ状況になってしまうのか分からないですよね。特に、神経質な方は一度気にすると余計物事に集中できなくなってしまうのではないでしょうか。
うつ病の症状には初期・中期・後期と3段階に分けられているので、思い当たる方はしっかりとチェックしておく必要があります。しかしなかなか自分では気がつけないということで、企業側はストレスチェックを行うのです。

思い当たる方要注意!うつ病の症状

日頃のちょっとした状態が、「実はうつ病だった!」というケースはよくあり、下記がうつ病の症状として認識されています。

初期・・・何をしようと思ってもやる気がせず、その分、集中力もなくなってしまうのが典型的な症状です。また、それに伴い「自分の未来は果たしてどうなるのだろうか」といった不安を抱える他、肩こりが頻繁に起きて苛立ちを募らせてしまうこともあります。

中期・・・ある時、急に物忘れが激しくなったり、何も食べる気がなくなったりするのも、うつ病の表れです。他に、好きだった趣味に興味をなくすことや、便秘・頭痛・目眩など身体の不調も徐々に目立っていきます。

後期・・・不眠症・被害妄想まで来ると、症状はかなり深刻となります。さらに、動きが鈍くなる、人を避けるようになるといった状態も、後期うつ病の大きな特徴です。

こうした状況になってしまうと、特に後期についてはまともに働くことは無理でしょう。初期段階であっても良い働きができなくなってしまうのです。そうならないためにも企業はストレスチェックを行うのです。

うつの原因を見つけよう!千葉県の産業医によるストレスチェック

うつの原因は早期発見が重要ですので、産業医の力を借りることが一番です。
産業医によるストレスチェックは、目に見えないストレスを明確化し、メンタル不調の予防に大きく役立てることができます。また、先述の通り、産業医が選任されるのは50名以上の労働者が働く企業になりますが、50名未満の企業でも努力義務によってストレスチェックを実施することは可能です。ただ、人数が少ない企業でストレスチェックを行うと、誰が受けたのか把握されやすいことがあるので、その点は注意しなければなりません。
ストレスチェックは企業の職場環境を改めるという点でも行う価値は充分あります。少しでもストレス無き社会が実現できよう、積極的にストレスチェックを実施していきましょう。