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産業医の立場について

産業医は従業員の味方なのか、事業主の味方なのかと疑問に思われる方がいらっしゃるようですが、実際には中立の立場に近いです。産業医の役割は従業員の方の状態を医学的見地から診断をして、心身ともに安心できて健康に働けるのかどうかを職場の人間関係などとも合わせて判断することとなっています。労使問題についてはあまり関わりません。ただし、その現場での環境が従業員にとって良くないものであれば事業主について就業制限を勧告すること、残業の禁止や休職について、復職についての意見や勧告をすることもできます。この意見を事業主は無視することはできません。産業医の立場としてはどちらの味方という訳ではなく、ただルールに則って判断をしているだけに過ぎません。また産業医は実際に従業員の方を治療することはありません。ただ職場の環境や人間関係などを熟知しており、病院の医師よりも従業員の方が働く状態がよく分かっているために正確な判断をすることができるのです。労使関係について産業医が関わることはありませんし、関わってしまうのは産業医として良くありません。あくまで状況を判断する立場であるということはご理解ください。