お知らせ

最新情報・レポート

産業医と主治医の違い

近年の労働環境に対する考え方の変化から、平成27年12月から企業のストレスチェックの実施の義務化が決まりました。そのため、企業の人事担当者はストレスチェックの実施やその後のケアなどで産業医について考えることも多いかと思います。では、産業医と主治医の違いとはなんでしょうか。
まず、産業医は診断・治療は行いません。産業医という呼ばれ方からすると医師のイメージが強いですが、あくまで診断ではなく面談をすることで、労働者が労働できる状態かどうか判断していきます。これは、医師が契約する相手の違いからきます。産業医の契約相手は企業で業務の契約となりますが、主治医の契約相手は患者個人で治療の契約となります。よって活動場所も異なり、産業医は企業内や事務所などで、面談を行いますが、主治医は病院や診療所で診断・治療を行います。また、立場も変わってきます。産業医は企業と労働者との間に立って、労働者の健康状態やその後の対応を判断していきます。主治医は、患者の立場に立って、寄り添うように治療していきます。
これらの違いも踏まえながら、上手く医師と付き合っていき、より良い職場環境、労働環境になっていくとよいと感じます。