産業医についての情報

京都府の産業医についての情報

京都府の医師数と産業医有資格者数の割合とは?

日本を代表する古都であり、今でも多くの古い町並みが残る、歴史情緒溢れるのが京都府です。しかし、京都府は観光だけでなくビジネスにも強く、大企業の本社も置かれています。そのため京都府でも産業医の需要はあるのです。

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産業医とは?

産業医を通常の医師と混同している方も多いですが、その仕事内容は大きく異なります。まずは、その違いについて簡単にご説明いたします。
産業医とは、簡単に言えば企業のアドバイザーです。通常の医師は患者と面談し、検査や治療を行います。一方産業医は、医師の目線から企業を観察してアドバイスを送ります。労働者との面談、健康診断の実施、労働環境改善の勧告などを行って、職場の安全と健康を守るのです。
トラブルの発生しやすい現場は労働者の危険に繋がるだけでなく、企業の評判をも落としかねません。産業医は独自の視線から、職場の環境を整えてその実力を底上げしてくれるのです。

【京都府における産業医の人数】

それでは、京都府には何人の産業医が在籍しているのでしょうか。日本医師会の調査によりますと2014年における認定産業医数は1,789人でした。これは京都府における医師全体の21.1パーセントです。この21.1パーセントという数字は沖縄県に次いで低く、47都道府県の内、下から2番目となる低い数値です。そのため京都府で産業医を探す場合は少し苦労してしまうかもしれません。しかし中には複数の企業を兼任している方もいるので、一概に人数だけで比較することもできません。

京都府のうつ病患者数と、産業医の行うストレスチェックの重要性

産業医が守る安全とは、何も身の安全だけではありません。心の安全にも携わっています。ビジネスの場は楽しいことばかりではなく、強いストレスを感じる日も珍しくありません。ストレスは企業の活動を鈍らせてしまいますので、対策するに越したことはありません。

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ストレスに立ち向かう

日本では、何年も前からストレスへの対策を講じてきました。例えば平成18年には「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を定め、労働者のメンタルヘルスケアに努めてきました。しかしそれにも関わらず、職場でストレスを感じる人口や、精神障害等による労災認定件数も変わらず増加しています。そうした背景から、ストレスチェックの考え方が生まれました。

【ストレスチェックとは?】

ストレスチェック制度は、その名の通りストレスの状態を知る制度のことです。メンタルヘルスケアは、主に三つの段階に分けられます。

一次予防……ストレスの状態を知り、また職場環境の改善を図って、メンタルヘルスの不調を未然に防ぐ。
二次予防……メンタルヘルス不調を迅速に発見し、適切な処置を行う。
三次予防……メンタルヘルス不調を引き起こした労働者の職場復帰を支援する。

ストレスチェックは、この中の「一次予防」に当たります。ストレスチェックの結果は本人に送られるため、自分自身のストレスの状態を知り、その対処を行うことが可能になります。一方で集団ごとに集計・分析を行うことで、職場におけるストレスの要因を知ることもできます。万が一高ストレス者が発見された場合、医師への面談を勧めることでメンタルヘルス不調を防ぎます。

【京都府のうつ病患者数】

産業医の少ない京都府ですが、うつ病患者数は比較的少ない方です。人数としては約2万人で、僅かに減少傾向にあります。人口当たりの患者数も少なく、ストレス対策は急務とまでは言えません。
しかし、産業医が少ないことから職場ストレスの増加に対応できないというケースも考えられます。全国的にはストレスを感じる労働者も、うつ病患者数もまだまだ増加しています。事業者は産業医と協力し、職場から発生するストレスを解消できるようにしましょう。