産業医についての情報

岡山県の産業医についての情報

岡山県の医師数と産業医有資格者数の割合とは?

産業医とは、企業にて労働者の健康管理や、労働環境の保持・増進に努める医師の事を言います。産業医の働き如何によって、労働者の働きだけでなく、企業全体の評判や環境が左右されるかも知れません。産業医を選ぶ際は、きちんと企業に寄り添って業務を考えられる、信頼できる産業医を選んでください。

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産業医の職務

「労働安全規則第十四条一項」によりますと、産業医の職務は以下の内容と定められています。

一  健康診断の実施及びその結果に基づく労働者の健康を保持するための措置に関すること。
二  法第六十六条の八第一項 に規定する面接指導及び法第六十六条の九 に規定する必要な措置の実施並びにこれらの結果に基づく労働者の健康を保持するための措置に関すること。
三  法第六十六条の十第一項 に規定する心理的な負担の程度を把握するための検査の実施並びに同条第三項 に規定する面接指導の実施及びその結果に基づく労働者の健康を保持するための措置に関すること。
四  作業環境の維持管理に関すること。
五  作業の管理に関すること。
六  前各号に掲げるもののほか、労働者の健康管理に関すること。
七  健康教育、健康相談その他労働者の健康の保持増進を図るための措置に関すること。
八  衛生教育に関すること。

岡山県の産業医の状況

産業医の資格を持つ医師は全国に約9万人いますが、岡山県ではどうなのでしょうか。その人数と、割合についてご紹介いたします。
日本医師会の2014年度の調査によりますと、岡山県の医師の人数は5,760人。そのうちの25.8パーセントである1,485人が産業医の資格を持っているとされています。
ちなみに、全国における産業医の割合は28.3パーセントと言う調査結果が出ています。その結果と比較すると岡山県の産業医は少ないように感じられるかもしれませんが、産業医が必要な企業数を考慮しますと、岡山県は決して産業医が少ないとはいえません。そのため、全国でも比較的産業医を雇いやすいといえるでしょう。

岡山県のうつ病患者数と、産業医の行うストレスチェックの重要性

厚生労働省は、3年ごとの「患者調査」を行っています。この患者調査には、うつ病患者の人数についても記載されています。近年急増しているといわれているうつ病ですが、岡山県においてはどのような状況となってるのでしょうか。

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うつ病の推移

まず、全国でのうつ病の患者数を見ていきましょう。
最も近いデータでは、2014年のうつ病患者数の調査結果が出ています。それによりますと、うつ病患者数は約111万6千人となっています。2011年の調査では100万人を切っていますが、この3年のうちに急増したのです。この18年前の調査では約43万人だったので、いかに急増しているのかがわかると思います。今後も、うつ病患者数は増加をたどるのではないかと予想されています。

岡山県におけるうつ病の現状

次に、岡山県に絞って見てみましょう。
2014年の調査では、2万3千人となっています。これだけではわかりにくいかもしれませんが、岡山県はうつ病患者数が多い県なのです。2008年度の調査から2倍以上の患者数となっており、人口10万人当たりの患者数は約1,200人と、全国平均を300人近く上回っています。2011年の調査では人口当たりの患者数は全国で二番目に多い数値となっており、うつ病への対策が急がれる県なのです。

うつ病の増加を防ぐ

うつ病は、女性のほうが発症率が高いとされています。これまでの調査結果からも、女性が占める割合は6割を超えています。近年は女性の社会進出もより一層進められており、更なる増加も考えられます。
職場と言うのは、慢性的、もしくは強いストレスが掛かる場所でもあります。そこで頻繁にストレスを感じる事で、うつ病を発症させてしまうかも知れません。そこで、産業医によるストレスチェックが必要になります。ストレスチェックは、ストレスを解消するのではなく、ストレスの状態を知る調査です。しかしストレスの状態を知ることは改善策を模索するのに非常に有効ですので、現在は義務化もされ、その役割が重要視されているのです。