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産業医を選任したときは報告が必要!手続き方法を詳しく紹介します

産業医を選任したときは報告が必要!手続き方法を詳しく紹介します

 

産業医とは、労働者数50 人以上 3,000 人以下の規模の事業場は、産業医を1名以上選任し、労働者数3,001 人以上の規模の事業場には、産業医を2名以上選任するシステムです。

産業医は事業場の環境を監視して、働きやすい環境にすることが主な仕事になります。

 

そんな産業医を自分の事業場に選任するときは、手続きが必要になることをご存知ですか?産業医についてノウハウは難しいことが多く、理解するのが大変でしょう。

この記事では、産業医を選任するときに必要なことをわかりやすく解説していきます。

産業医を選任したいけど知らないことだらけで不安という方は、この記事を読むことでさまざまな知識をつけることができます。事前に情報を集めておくことで、安心して産業医を選任できるのではないでしょうか。

 

 

産業医を選任したら報告が必要!

産業医を選任したら、「産業医選任報告」という手続きをして、労働基準監督署に提出する必要があります。

書類の準備方法から提出方法まで詳しく解説していくので、参考にしてみてください。

 

手続き方法

1.書類の準備

「総括安全衛生管理者・安全管理者・衛生管理者・産業医選任報告」の手続きをしましょう。報告書は2つの方法で手に入れることができます。

 

・労働基準監督署で直接取り寄せる

・厚生労働省のサイトからダウンロードして印刷

 

労働基準監督署に立ち寄ることができる場合は、直接書類を受け取った方がいいでしょう。詳しい説明も聞くことができるので、記入するときもスムーズにおこなえます。

労働基準監督署に立ち寄ることが難しい場合は、サイトからダウンロードして印刷する方法があります。都合のつく時間でおこなえるので便利です。

 

2.書類の記入

「総括安全衛生管理者・安全管理者・衛生管理者・産業医選任報告」を用意したら記入していきます。

事業場の情報や選任する人の情報などを埋めていきます。また、書類の中には契約内容も記載されているので、しっかりと目を通しておきましょう。

 

3.書類を提出

書類の記入をしたら、労働基準監督署へ提出します。書類を提出するときには、医師免許の写しおよび産業医の資格を証明する書面を添付する必要があります。事前に準備しておかなければ、また別日に労働基準監督署へ行くことになってしまうので注意しましょう。

 

このような流れで、産業医の選任報告をおこなうことができます。報告については、「選任後、遅滞なく所轄の労働基準監督署へ報告すること」とされているので、できるだけ早く対応するといいでしょう。

 

 

産業医を変更するときの手続きは…?

産業医を変更するときの手続きは…?

 

新しい事業場や規模が今までより大きくなった事業場では、産業医を初めて選任することになります。しかし、場合によっては産業医を変更するというケースもあります。産業医を選任したものの、うまく会社のやり方と合わないなど変更する理由はさまざまです。

産業医を変更するときにも手続きが必要になります。

 

変更するときの手続き方法

産業医の変更をするときも「総括安全衛生管理者・安全管理者・衛生管理者・産業医選任報告様式」を労働基準監督署へ提出する方法になります。変更するからと特別変わった手続きはありません。

しかし、産業医を変更する場合は、前任者の解任から14日以内に新任者の選任をおこなう必要があります。産業医のいないときにトラブルが発生してしまうと、対応してくれる人がおらずこまってしまいます。

このようなことをなくすために、産業医を変更する場合は、14日以内に新しい産業医を選任しなくてはならないとされているのです。

 

2名選任することもできる?

現在契約している産業医との付き合いが長いため解約はできないが、職務を果たしてくれる産業医がもう1人ほしいというケースもあるかもしれません。産業医は2名選任することができるので、その場合は2人選任するといいでしょう。

しかし、急に新しい産業医が選任されると元々契約していた産業医の気分を悪くしてしまう可能性があります。元々契約していた産業医との付き合いも大切なので、事前に新任をつける理由などを話しておくといいかもしれません。

 

「産業医の変更をしたい」と思うきっかけ

選任した産業医と過ごすにつれ、変更したいという気持ちが出てきてしまうこともあります。その原因として多いものを紹介していきます。

 

∇ストレスチェックを務めてくれない

2015年12月に従業員50名以上事業場は、年1回以上のストレスチェックをおこなうことを義務付けられました。そのため、ストレスチェックは産業医の仕事の1つです。

しかし、産業医がそんな契約ではないと実施してくれないというケースもあります。

ストレスチェックについては、下記の産業医の仕事内容にて詳しく説明します。

 

∇メンタルヘルスをおこなってくれない

従業員のメンタルヘルスをおこなうのが面倒だと適当に対応する産業医もいるようです。従業員の精神面や体調面を把握しておくのも産業医の仕事とされています。産業医は、上司にいえないような悩みを聞いてくれる1つの助け舟になるはずのものですが、適当に対応されてしまっては従業員の悩みも解消されません。

このように、産業医としての仕事をきちんと行ってくれないという理由で、変更することを考えている方が多いです。働きやすい環境することも産業医の仕事なので、協力をしてくれない産業医は変更した方がいいかもしれません。会社のために尽くしてくれる産業医を選任しましょう。

 

 

産業医はどんなことをおこなってくれる?

産業医の人がおこなってくれる仕事内容に関して、気になった方も多いのではないでしょうか。どの範囲まで産業医に任せてよいのか知っておきましょう。

 

従業員の健康管理

従業員の体調管理もおこないます。健康面で産業医に相談したいという声があったときに、健康診断の結果などを参考にして相談を受けてくれるでしょう。

 

衛生環境の管理

トイレや水回りなど事業場の衛生環境の管理もおこないます。きれいな状態であるかなどもチェックするのです。従業員が過ごしやすい環境を作るための仕事の1つです。

 

メンタルヘルス

産業医は健康面だけでなくメンタル面でのサポートもしてくれます。抱えている悩みや不安を全て聞いてくれるのです。会社はもちろん、家庭内での不満などにも親身に対応します。産業医はだれが相手でも対等に接してくれ、上司の味方をするなどもありません。

 

職場巡視

職場の巡視をして室内の温度は快適か、照度は適切かなどの確認をします。何か問題があった場合は、改善するために行動してくれるのです。

 

ストレスチェック

ストレスチェックとは、質問項目に答え自分がストレスを抱えているのか確認するものです。上記でも紹介しましたが、2015年12月にストレスチェックの実施が義務付けられました。高ストレス者と判断されたものに、産業医との面談を持ちこみ面談をおこなってくれます。

 

休職や復職の面談

従業員が休職や復職をする際の面談をおこなってくれます。産業医が休職の期間を決めることが多いでしょう。

このように、産業医は従業員が過ごしやすい環境をつくることが1番大切な仕事です。会社をよくするために協力してくれる産業医を選ぶといいでしょう。産業医を決めるときのポイントを詳しく紹介します。

 

 

産業医を決める時のポイント

産業医を決める時のポイント

 

会社の環境をいいものにするためにも、産業医の力は必要です。せっかく選任するのですから、事業場に貢献してくれる人を選びたいですよね。産業医を決めるときには、下記のようなポイントを重視して選ぶといいでしょう。

 

☑産業医の業務をきちんと理解している

産業医がおこなう仕事内容をきちんと理解していて、こなしてくれる産業医を選びましょう。中には産業医の仕事ではないと勝手に判断して、業務をこなしてくれないケースもあるかもしれません。

 

☑だれにでも対等に接することができる

産業医は、いろんな人の話を聞くことになります。愚痴や不満も聞くことになるでしょう。しかし、産業医は改善することが仕事なのでだれかの味方をしてはいけません。このようなことも理解している産業医を選びましょう。

 

☑会社の方針を理解している

産業医は会社の環境をよりよいものにするために選任します。そのため、どれだけ事業場のことを理解してくれるか大切になるでしょう。きちんと会社の方針を理解してくれて、事業場の関係者として頑張ってくれる人を選んでください。産業医とこまめにコミュニケーションをとって、方針などを伝えるようにするといいかもしれません。

 

 

まとめ

産業医を選任したときは、「総括安全衛生管理者・安全管理者・衛生管理者・産業医選任報告」の手続きをする必要があります。

労働基準監督署で直接取り寄せるか、厚生労働省のサイトからダウンロードして印刷することで手に入れることができます。

書類を記入して労働基準監督署に提出すれば終了です。

 

また、産業医を変更する場合も同じ手順で手続きをおこないましょう。産業医を変更するケースも珍しくありません。

会社の方針と合わなかったり、業務をきちんとこなしてくれないなどの理由で変更するケースが多いです。

 

産業医選びも今後の事業場にとって大切になってきます。

せっかく選任するのですから、事業場に尽くしてくれる産業医を選びましょう。