お知らせ

最新情報・レポート

これってパニック障害?産業医はどんなサポートしてくれる?

これってパニック障害?産業医はどんなサポートしてくれる?

 

パニック障害は精神疾患の病名の一種です。現代ではメンタルの不調から会社を休む人や、退職する人の数も増えています。現代では、社員のメンタルケアすることは、企業としてもとても大切なことでしょう。

 

企業のなかで社員のメンタルケアをしてくれる存在、それが「産業医」です。産業医は企業に常駐、若しくは定期的に会社を訪れ社員の面接やストレスチェックをおこないます。本人に精神疾患の自覚が現れる前の予防から、日常的なケアをおこなってくれるのです。

 

この記事では、精神疾患である「うつ病」や「パニック障害」には産業医がとても大切な存在であること。また、パニック障害の辛い症状についてお伝えしていきます。

 

 

まず、パニック障害を知ろう!

パニック障害は精神疾患の病名の一種。精神疾患にはほかに「うつ病」や「自律神経失調症」などがあり、代表的な症状に「落ち着かない」「憂うつな気分が続く」「動悸がとまらない」などの症状があります。

 

パニック障害の症状はこれらと重なるものもあります。しかし、パニック障害はその病名のとおり発作的に出る別の症状もあるのです。詳しく見ていきましょう。

 

こんな症状ありませんか?

パニック障害の主な症状は、突然起こる激しい動悸」や「脈拍数の増加」、「胸の不快感」や「くらくらする激しいめまい」など多岐にわたります。パニック障害はいちど発作が起こると約10分~1時間くらい症状が続くこともあり、とても辛い精神疾患です。

 

満員電車で急に気分が悪くなる、もしくは過呼吸になったりすることはありませんか?人が多い場所での急な発作は、パニック障害の大きな特徴のひとつです。

 

突然休みます!という社員…もしかしたら、怠けているわけではないのかも?

ある日突然「休みます…」と連絡してくる社員。もしかすると怠けているわけではなく、パニック障害の症状に苦しんでいるのかもしれません。パニック障害は日によって現れる症状が違う、症状の重さが違うことも特徴です。

 

パニック障害の症状3種類

パニック障害には前述した激しい動悸やめまいにおそわれる「パニック障害」。パニック障害がおこることを不安に感じてしまう「予期不安」。そして、発作を起こしたことのある場所に行くことを不安に感じる「広場恐怖」が症状としてあります。

 

これらの症状はそれぞれが悪循環して、徐々に人をむしばんでいきます。パニック障害が起きたことで次にパニック障害が出ることを不安に思う。パニック障害が出る不安があるから行動範囲が狭くなる。

 

こうした悪循環がその人の行動力や精神力を奪い、最終的には「うつ病」を発症してしまうことにもつながります。遅刻や欠勤が増える。仕事のスピードや質が落ちた。悲観的な言動が増えてきた社員は、精神疾患の症状が出てきているといえるでしょう。

 

パニック障害は産業医を設置することで、事前に予防することが可能です。そのため、産業医を設置することは、企業にとっても重要なことなのです。

 

パニック障害かもしれない?と思ったら

パニック障害かもしれない?と思ったらどうしたらよい?

 

もし、パニック障害を疑う社員がいる場合には、迅速な対応が望ましいです。精神疾患は、対応が早ければ早いほど回復にかかる時間も短くすることができます。

 

地元の医者にかかる

メンタルに不調を感じる人にはまず、病院にかかることをすすめていきたいところです。しかし、メンタルが不調のときに自発的に病院に行くことは難しいです。また、精神科にかようのは気持ち的に気が引けるという人も多いでしょう。

 

こうしたときに頼りになるのが産業医です。産業医とは企業内で従業員のヘルスケア・メンタルケアを担当する医師のこと。産業医は従業員50人以上の企業は雇うことが義務付けられています。

 

産業医にみてもらいましょう!

外部の病院に行くのは人によってはハードルが高いものです。しかし会社内の産業医であれば相談もしやすいでしょう。また、パニック障害は産業医が実施するストレスチェック診断で、本人が不調を自覚する前にいち早く気づくきっかけにもなります。

 

企業としても、いち早くメンタル面で不調がある人を知ろう!

仕事で強いストレスを抱えている人の割合は約60%といわれています。なかでもパニック障害は100人に1人が抱えているといわれる精神疾患。私たちにとって、決して他人事ではない病気です。

 

メンタルの不調は個人で注意するだけではなく、会社として注意することも必要です。メンタルの不調は個人の問題だけではなく、職場の環境や仕事内容が大きく関係しているからです。

 

産業医を設置しておくことでメンタル面でのサポートが可能!

会社のなかでの社員の健康のサポートをすることが産業医の仕事です。前述したように、個人でメンタルの不調を感じていても、自ら病院にかようのはハードルが高くなかなか行けずに苦しんでいる人中にはいるかもしれません。

 

会社内に常駐、もしくは定期的に診断にくるのが産業医の仕事です。不調を感じたときにも社員は相談しやすいでしょう。また、定期的な面談やストレスチェックを実施することで社員の精神疾患を予防することもできます。

 

産業医の設置は、社員のメンタルヘルスを保つためにも欠かすことのできないことといえるでしょう。パニック障害は産業医の存在によって、発症を防ぐことは可能なのです。

 

最悪、退社を防ぐことができる!

かつての産業医の役割は、事故や急病などに対処することが主なものでした。しかし時代は変わり、今ではメンタルケアをすることも産業医の大きな役割となっています。

 

現在では精神疾患が原因で退職する人の数も増えてきています。こうした事態には産業医によるメンタルケアが効果的といえるでしょう。日常のメンタルケアをとおして社員のストレスを軽減・予防し、その結果として社員の退社を防ぐことにもつながるのです。

 

また、会社に診断書を提出し休職した人が復職する際にも、産業医の存在は大きいものです。診断書まで発行して休職した人が復職してからは、働くことにも不安が大きいモノでしょう。

 

こうした不安のある人のケアも、産業医がいれば社内でケアをしてもらうことができるのではないでしょうか。

 

どうやってよい産業医を探せばよい?

どうやってよい産業医を探せばよい?

 

産業医は、従業員が50人以上の企業では選任する義務があります。しかし、産業医を探すにはどのような方法があるのかはあまり知られていません。

 

産業医を探す方法はいくつかありますが、そのなかでも産業医を紹介してくれる紹介所を利用するのがよいでしょう。紹介所であれば、会社に合った医師を探すことができるかと思います。

 

産業医を探すときのポイントですが、パニック障害を産業医にみてもらうと考えたときには精神科医をと考えがちです。しかし実際にはそうとも限りません。なぜなら、産業医には医療技術や知識のほかにも、企業内での適切な対応が求められるからです。

 

そのため、業種に合わせた専門的な知識を持ち合わせた医師を選ぶことがよいとされています。また、会社内では会社と個人の中間に位置する立場になることから、中立的な立場で意見や診断をしてくれる経験豊富な医師のなかから選ぶのがよいでしょう。

 

まとめ

精神疾患の一種であるパニック障害は、ときに激しい動悸やめまいを引き起こします。特に人が多い場所で症状が現れます。そのため、突然の遅刻や欠勤をしてしまうこともあり、人によっては「怠けているだけなのでは…」と思ってしまうこともあるでしょう。

 

しかし、実際にパニック障害はとても辛い病気です。また本人が自発的に病院に行くことも人によっては難しいこともあります。このような深刻な状態に社員をしないためには産業医を設置することが有効でしょう。

 

パニック障害は産業医が事前に対策をすることである程度防ぐことができます。また、ひいては社員の退社を止めることにもつながります。産業医を探すにはいくつか方法がありますが、なかでも紹介所を利用するのがよいでしょう。

 

精神疾患は誰の身にも起こることです。社員のメンタルを守るためにも産業医の設置を早めに検討するのがようにしてくださいね。